楽天、19%超に株買い増し全面対決へ | ザッツ!談

楽天、19%超に株買い増し全面対決へ

ITの降伏
http://news.goo.ne.jp/news/kyodo/keizai/20051026/20051026a2310.html


最近、毎晩同じ夢を見る。

この夢を見始めたのはいつ頃からだろう。つまらない夢だ 『楽点・点楽』 という見出しの東京スポーツを日比谷公園のベンチで読んでいる自分が出てくる。いつも同じ夢、何度もこの夢を見る。


気に入らないことはたくさんある。もう山の頂きが見えてしまっていること、これ以上の高さはなく、横の山を取っていくしかないこと。高みがない、それが気に入らない。ずっと向こうにある山は上のほうは雲で見えない。あの山にはなれないことが気に入らない。がむしゃらにやれば何とかできるそんな熱意ももう湧かない。


この上を目指すには店舗を増やすかアクセス数を増やすか。大手サイトのほとんどがアクセス数の伸びはもう頭打ち、ネットの利用ユーザー数の伸びも低迷している、この島のパイはもういっぱいになった。アクセス数は伸ばしにくい、しかし店舗を増やせば自分たちの家賃収入は増えるが、店舗への送客数が減る、店舗売上額が下がればいずれ家賃の値下げをしなけらばならない。何より、もう供給過多な商品数と店舗数だ。


イオンならいい。イオンはイオンのないところへ出店すれば売上が増える。イオンのないエリアなんてまだまだある。ネットは1店舗でしかない。来店数に対する購買率は圧倒的にリアル店舗に負ける。リアル店舗で1000人の客が店に来て誰も買わずに帰ったりしない、でもネットでは普通だ。購買率が変わらないから接触回数を増やさなければならない、接触回数を増やせば購買総数が増える。だから、毎日メルマガを、それもうんと長いのを送れと指導している。


ネット旅行代理店は期待はずれだった。みんなが便利なネットで旅行を申込むと思った。ネットでの旅行販売は業界全体の2、3%で伸びがストップしているなんて信じたくない。ビジネスホテルの予約は元々旅行代理店の領域じゃなかったから取れたが、これだってそれぞれのホテルが自前のサービスにいちいち誘導する(ネットで価格比較されるなんていやなんだあいつらは)からいずれ順に減っていく。マージンが低く、単価の小さいビジネスホテル予約をやりたいんじゃない。ぶはっと儲かる旅行商品を売りたいんだ。なのに・・


アフィリエイトだ。アフィリエイトがある。でもだめだ、アフィリエイトは儲かるよ、アフィリエイトをやってよね。とテレビに出てまで吹きまくったが、アフィリエイターの99%は儲からない。成功している人は個人で数十サイトも作り、総ページ数数千ページも作っている。成約率が低いからサイト、ページを増やさないとどうにもならない。儲からなければ自然にしぼんでいく、それに加熱すればウソ情報だらけの商品紹介になる。オプトインメール並に不信感を持たれるようになるのも時間の問題だ。ウソ情報で顧客は失望し、儲からなくてアフィリエイターは失望し、そしてアフィリエイトはだめになる。


オークション、オークションだって携帯電話と組んでドーンと。たしかに一般人に盗品を買わせる盗品売買の温床になってるさ、だからどうした、運営者は善意の第三者だ関係ない。注意書きにはちゃんと書いてあるも~ん。やってもやってもだけど管理体制もあるも~ん。中小企業ならとっくに営業停止にされてるだろうけど、うちは大企業だ。弁護士何人でも用意してやる。でも、良心が痛む。


ネット広告にしてもリスティング広告の販売でここしばらく大きく伸びたが、バナーがだめになった、オプトインメールがだめになった、RSS広告は出る前からだめなのと同様に、今後リスティングに引っかかる人はやっぱり減ってしまうだろう。ネット広告のだめなところはクリックした人の気持ちを裏切るからだ。テレビは違う、番組の間に流れるだけだ、自分から広告を表示させるアクションじゃない。テレビにはかなわない。


やっぱりテレビか。
けっきょくテレビか。


テレビが欲しい・・いや、テレビを買い替えるとかじゃなく、もちろん今度買いかえるなら薄型がいいが、そうじゃなくてテレビ局が欲しい。未来永劫安泰のテレビ局が欲しい。競争相手の少なくてずっと談合状態のテレビ局がいい。どうやったってあんな売上にはなれん。広告価値でネットはテレビに勝てない。あぁ欲しい、欲しい、欲しい、欲しいぃ、欲しい、欲すすぃいいぃぃ~~~
買って、買って、買って~~~買ってくんなきゃやだ、やだ、やだ、やだ~~


はっ!また夢か。
最近、毎晩同じ夢を見る。